20世紀日本人名事典 「奥村鶴吉」の解説
奥村 鶴吉
オクムラ ツルキチ
明治〜昭和期の歯科医学者 東京歯科大学名誉学長。
- 生年
- 明治14(1881)年12月10日
- 没年
- 昭和34(1959)年2月4日
- 出生地
- 神奈川県秦野町
- 学歴〔年〕
- 高山歯科医学院〔明治31年〕卒
- 学位〔年〕
- 医学博士〔大正13年〕
- 経歴
- 明治33年高山歯科医学院講師、37〜39年アメリカ留学を経て東京歯科医学院講師、40年東京歯科医学専門学校設立と共に同教授。大正13年「齲蝕の起因たる醸酸作用に関する研究」で医学博士。15年日本歯科医師会理事長、昭和6年第1回全国学校歯科医大会副会長、7年日本連合学校歯科医会理事長。18年東京歯科医学専門学校長、21年歯科教育審議会委員長、同年東京歯科大学長、22年同大理事長、32年名誉学長。この間歯科医師国家試験審議会委員、医道審議会委員、第2回及び第3回日本学術会議会員などを兼務。歯学書のほか著書に「野口英世」がある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報