奴隷根性(読み)どれいこんじょう

精選版 日本国語大辞典 「奴隷根性」の意味・読み・例文・類語

どれい‐こんじょう‥コンジャウ【奴隷根性】

  1. 〘 名詞 〙 何でも人の言うなりになって頼り切り、自分自身の考えで行動しないような性質。やっここんじょう。
    1. [初出の実例]「用ゐられないと云ふのは親分が見付からないと云ふことである。〈略〉さう云ふのを奴隷根性だとして卑しんでゐる」(出典:灰燼(1911‐12)〈森鴎外〉一九)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android