好事も無きに如かず(読み)コウジモナキニシカズ

デジタル大辞泉 「好事も無きに如かず」の意味・読み・例文・類語

好事こうじきにかず

《「巌棲幽事」から》たとえよいことでも、それがあれば煩わしいので、むしろ何事もないほうがよい。

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精選版 日本国語大辞典 「好事も無きに如かず」の意味・読み・例文・類語

こうじ【好事】 も 無(な)きに如(し)かず

  1. たとえよいことであっても、あれば煩わしいから、むしろ何事もなく平穏なのがいちばんいい。
    1. [初出の実例]「好事不(カウシモなキニハシカず)と申事候へば、まして此事吉事なるべしとは申し難し」(出典太平記(14C後)三四)
    2. [その他の文献]〔巖棲幽事〕

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