好歩(読み)すきありく

精選版 日本国語大辞典 「好歩」の意味・読み・例文・類語

すき‐あり・く【好歩】

〘自カ四〙
色好みをしてあちこち動き回る。あちこちで浮気をして回る。
源氏(1001‐14頃)夕顔惟光をかこちけれど、いとかけはなれけしきなくいひなして、なほおなじごと、すきありきければ」
② 風流を好んで動き回る。
※宇治拾遺(1221頃)一五「花の下、月の前とすきありきけり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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