浮気(読み)ウワキ

デジタル大辞泉 「浮気」の意味・読み・例文・類語

うわ‐き〔うは‐〕【浮気/上気】

[名・形動](スル)
1 一つのことに集中できず心が変わりやすいこと。また、そのさま。移り気。「―な性分で何にでも手を出す」
2 (性愛の対象として)特定の人に心をひかれやすいこと。また、そのさま。多情。「―な人」
3 配偶者・婚約者などがありながら、別の人と情を通じ、関係をもつこと。「旅先で―する」
4 心が浮ついて、思慮に欠けること。また、そのさま。
「分別―になられ、備へことごとく違たがひ候」〈甲陽軍鑑・二七〉
5 浮かれて陽気になるさま。また、そうなりやすい気質。
「(芝居ナドニ)一切の嫁子―になりて」〈浮・一代女・四〉
[類語](1)多情・移り気・気まぐれ・むら気・むら・飽き性・気移り・お天気・お天気屋・飽きっぽい・三日坊主・気が多い・熱し易く冷め易いファディッシュ・ファディズム・気まぐれ・気儘きまま・物好き・酔狂・放恣ほうし・放縦・放埒ほうらつ・放逸・奔放・無軌道・勝手次第・好き勝手・ほしいまま/(2)惚れっぽい・惚れる・愛する・恋する・好く・見初そめる・焦がれる・思う・慕う・愛慕・思慕・恋慕・惚れ込む・見とれる・見惚れる・惚れ惚れ・一目惚れ・懸想けそう・目尻を下げる・思いを掛ける・気がある・多情・移り気・気が多い・熱し易く冷め易い・気移り・心移り・色気違い・マダムキラー・レディーキラー・好き者・助平すけべい・漁色・女好き・男好き・プレーボーイ・女たらし・女殺し・好色・好色家・色好み・鼻下長びかちょう・手が早い・ちゃら男お・浮気者・艶福・艶福家・放蕩ほうとう・蕩児とうじ・遊蕩ゆうとう・色魔・女狂い・男狂い/(3)姦通・不倫・密通・私通・姦淫・野合・乱交・内通・不義・不貞・虫が付く

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精選版 日本国語大辞典 「浮気」の意味・読み・例文・類語

うわ‐きうは‥【浮気】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 )
  2. ① うわついて落ち着きのない性質や状態。心がうかれて思慮に欠けている状態。うわっ調子。
    1. [初出の実例]「分別うは気(キ)になられ、備へ尽(ことごと)く違い候故」(出典:甲陽軍鑑(17C初)品二七)
  3. ② 陽気で、はでな性質や状態。ぱっと人目につくさま。
    1. [初出の実例]「傾城はうは気(キ)なる男をすけるによりて」(出典:浮世草子・好色一代女(1686)二)
  4. ③ 気まぐれに異性から異性へと心を移すこと。決まった妻や夫、婚約者などがいながら、他の異性と恋愛関係を持つこと。また、そのさま。好色。多情。
    1. [初出の実例]「世の中いろにつき人のこころうわきになりたるより」(出典:評判記・剥野老(1662)序)

ふ‐き【浮気】

  1. 〘 名詞 〙 かるはずみで、気持が移りやすいこと。軽率で浮わついていること。
    1. [初出の実例]「その工夫には先(まづ)自満の浮気、名利の欲心をすて」(出典:翁問答(1650))
    2. [その他の文献]〔新書‐傅職〕

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