惟光(読み)コレミツ

デジタル大辞泉 「惟光」の意味・読み・例文・類語

これみつ【惟光】

源氏物語主人光源氏家来の名。
が、主人の機嫌をとり忠実にその命を守ったところから》幇間ほうかん。たいこもち。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「惟光」の意味・読み・例文・類語

これみつ【惟光】

[1] 「源氏物語」の主人公光源氏の乳母子で、常にそば近くに仕える従者の名。
[2] 〘名〙 (惟光が光源氏の機嫌をとり、言われるままに動いたところから) 幇間(ほうかん)をいう。〔評判記色道大鏡(1678)〕

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