妙丹(読み)みょうたん

精選版 日本国語大辞典 「妙丹」の意味・読み・例文・類語

みょう‐たん メウ‥【妙丹】

〘名〙
① 柿の品種
御伽草子・猿の草子(室町末)「めうたん、なた柿、こねり柿」
② (①からという) 人の首をたとえていう語。
※波形本狂言・雁大名(室町末‐近世初)「めうたんを切って切わってやらず」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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