妙尊(読み)みょうそん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「妙尊」の解説

妙尊 みょうそん

?-? 平安時代の僧。
法華験記」にみえる,近江(おうみ)(滋賀県)石山寺住僧真言宗旅中馬盗人とまちがわれて捕らえられたが,普賢菩薩(ふげんぼさつ)の霊験ですくわれたという。「今昔物語集」には好尊の名で登場する。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android