…売春婦の古称。日本の文献に遊女のことが出るのは《万葉集》の遊行女婦(うかれめ)が最も古く,以後10~12世紀ころまでに,うかれめ,遊女(あそびめ∥あそび),遊君(ゆうくん),および中国語の妓女(ぎじよ),娼女(しようじよ),傾城(けいせい)などの称が使われるようになった。以後これらの用語が併用されるなかで,遊女の語が音読して〈ゆうじょ〉となって広く用いられた。…
※「娼女」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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