子に伏し寅に起く(読み)ねにふしとらにおく

精選版 日本国語大辞典 「子に伏し寅に起く」の意味・読み・例文・類語

ね【子】 に 伏(ふ)し寅(とら)に起(お)

  1. 子の刻(午前零時ごろ)に寝て、寅の刻(午前四時ごろ)に起きるの意から、きわめて勤勉であることをいう。
    1. [初出の実例]「子に臥し寅に起き慣れし、床の眠りも今更に、仮寝の月の影ともに」(出典:謡曲・野守(1435頃))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む