子に伏し寅に起く(読み)ねにふしとらにおく

精選版 日本国語大辞典 「子に伏し寅に起く」の意味・読み・例文・類語

ね【子】 に 伏(ふ)し寅(とら)に起(お)

  1. 子の刻(午前零時ごろ)に寝て、寅の刻(午前四時ごろ)に起きるの意から、きわめて勤勉であることをいう。
    1. [初出の実例]「子に臥し寅に起き慣れし、床の眠りも今更に、仮寝の月の影ともに」(出典:謡曲・野守(1435頃))

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