孔子鳥(読み)コウシチョウ

デジタル大辞泉 「孔子鳥」の意味・読み・例文・類語

こうし‐ちょう〔‐テウ〕【孔子鳥】

中国北東部、遼寧りょうねい省の中生代ジュラ紀後期から白亜紀前期の地層で発見された初期鳥類ドイツで発見された始祖鳥と同様、翼に爪があるものの、より現生鳥類に近い。雄は長い尾羽をもつことがわかっている。名称は古代中国の思想家孔子にちなむ。

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最新 地学事典 「孔子鳥」の解説

こうしちょう
孔子鳥

学◆Confuciusornis

前期白亜紀に生息した初期の鳥類。中国,遼寧省の義県層・九佛堂層から多くの化石が報告されている。始祖鳥よりも派生的で,尾部は短く,尾端骨と呼ばれる新鳥類(現生鳥類)と共通する癒合した尾椎をもつ。一方頭蓋骨爬虫類双弓類)型である,翼に鉤爪をもつ,胸骨の竜骨突起が発達しないなど,原始的な特徴も多い。角質に覆われた嘴くちばしをもち,歯はないが,歯の消失は鳥類進化の過程で複数回生じており,新鳥類との共有派生形質とは見なされていない。尾羽が長い個体と短い個体があり,性差の可能性が示唆されている。

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