普及版 字通 「孜」の読み・字形・画数・意味
孜
人名用漢字 7画
[字訓] つとめる
[説文解字]
[字形] 会意
子+攴(ぼく)。攴は(う)つ。子をって戒め、勉めさせる意であろう。〔説文〕三下に「孜孜はなり」(段注本)という。(教)・(学)の字もみな攴に従う字であった。
[訓義]
1. つとめる、いそしむ。
2. 慈と通じ、いつくしむ。
[古辞書の訓]
〔立〕孜 ウツクシブ・アツシ・ヲモフ・ツツシム・ヲコタル・クム 〔字鏡集〕孜 オモフ・シゲシ・ヤム・フタツ・ウマル・オホシ・イツクシム・イツク・コヲモヒ・イム・ヲコタル・アツシ・クム
[語系]
孜・・(滋)tziは同声。(し)は〔説文〕十四下に「として生むなり」(段注本)という。は滋益。〔書、益稷〕に「予(われ)日に孜孜せんことを思ふ」の孜孜を、〔史記、夏本紀〕に「」に作る。
[熟語]
孜孜▶
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報