季移(読み)きうつり

精選版 日本国語大辞典 「季移」の意味・読み・例文・類語

き‐うつり【季移】

  1. 〘 名詞 〙 連歌俳諧で、ある季の句にすぐ他の季の句を付けること。雑の句(無季)をはさまないで、ただちに異なる季の句に移ること。
    1. [初出の実例]「季移(キウツ)りは両季穏かに移るを宗(むね)とす」(出典:俳諧・貞享式海印録(1859)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む