宇宙戦艦ヤマト

デジタル大辞泉プラス 「宇宙戦艦ヤマト」の解説

宇宙戦艦ヤマト

①日本のテレビアニメ。放映はよみうりテレビ、日本テレビ系列(1974年10月~1976年3月)。制作:オフィス・アカデミー。声の出演:納谷悟朗ほか。滅亡寸前の地球を救うために旅立った宇宙戦艦の冒険劇。再放送で高い人気を博し、アニメブームを起こすきっかけとなった。1978~1979年、1980~1981年に続編が、2013年にリメイク版が放映。劇場版アニメも多数制作・公開されたほか、2010年には実写映画も公開された。
②①のオープニングテーマ。歌:ささきいさお、ミュージカル・アカデミー。作詞阿久悠作曲宮川泰
③松本零士作画による漫画作品。①と並行して連載された。『冒険王』1974年11月号~1975年4月号に連載。秋田書店サンデーコミックス全3巻。
④日本のアニメ映画。1977年公開。①の総集編。同シリーズの劇場用映画第1作。監督:舛田利雄、声の出演:富山敬、麻上洋子、伊武雅之ほか。

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世界大百科事典(旧版)内の宇宙戦艦ヤマトの言及

【アニメーション映画】より

…とくに虫プロ作品はテレビアニメの隆盛を促し,しだいに30分のテレビアニメはギャグからストーリー中心に移行し,やがて《アルプスの少女ハイジ》など,一年連続の児童文学ものが登場。この名作児童文学のアニメ化と並んで,同じ74年にSF宇宙戦争もの《宇宙戦艦ヤマト》が半年連続シリーズとして作られ,その後の連続テレビアニメの二大路線を築いた。《ヤマト》の総集編が77年に劇場公開されて大ヒット,これが劇場用長編アニメ競作の口火となり,松本零士原作,りんたろう演出の《銀河鉄道999》(1979)のような劇場の大画面を生かした映像美をたんのうさせる作品や,宮崎駿演出,大塚康生作画監督の《ルパン三世・カリオストロの城》(1979)のような緩急自在の作劇,痛快なアニメート,奇想天外なギャグなど,おとなも満足させる内容と技術をそなえた冒険アニメの快作も生まれた。…

※「宇宙戦艦ヤマト」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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