宇治新村(読み)うじしんむら

日本歴史地名大系 「宇治新村」の解説

宇治新村
うじしんむら

[現在地名]小矢部市宇治新

中野なかの村の東、小矢部川右岸平地に立地正保郷帳に村名がみえ、高三一〇石余、田方一六町三反余・畑方四町三反余。寛文三年(一六六三)の川西家高付帳(川合家文書)では役家数五、大滝村三郎兵衛組に属する。同一〇年の村御印では草高二一六石・免五ツ四歩(三箇国高物成帳)。所属組は坂又さかまた村に同じ。天保一〇年(一八三九)の高物成帳(菊池家文書)によれば、寛延三年(一七五〇)の検地引高五四石余、一方その後の手上高一二石余があり高一七三石余、免五ツ五歩。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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