安席(読み)ヤスムシロ

デジタル大辞泉 「安席」の意味・読み・例文・類語

やす‐むしろ【安席/安×筵】

座り心地のよい敷物。
梯立はしたてさがしき山も我妹子わぎもこと二人越ゆれば―かも」〈仁徳紀・歌謡

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精選版 日本国語大辞典 「安席」の意味・読み・例文・類語

やす‐むしろ【安席】

  1. 〘 名詞 〙 安らかなむしろ。座り心地のよい敷物。
    1. [初出の実例]「梯立の 嶮しき山も 我妹子と 二人越ゆれば 椰須武志呂(ヤスムシロ)かも」(出典日本書紀(720)仁徳四〇年二月・歌謡)

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