安田力(読み)ヤスダ イサオ

20世紀日本人名事典 「安田力」の解説

安田 力
ヤスダ イサオ

明治〜昭和期の僧侶,教育者 真宗大谷派宗務総長;東海同朋大学初代学長。



生年
明治7年3月19日(1874年)

没年
昭和37(1962)年10月1日

出生地
三重県飯南郡射和五箇寺

旧姓(旧名)
井沢

学歴〔年〕
京都帝大法科大学政治学科〔明治37年〕卒

経歴
明治29年法泉寺に入り、安田姓。41年法泉寺住職。44年札幌市に移住、大正9年函館大谷女学校長、12年帯広大谷女学校長。13〜14年、昭和13〜16年宗務総長2回。25年大学昇格後の東海同朋大学初代学長、32年退職。大日本仏教協会副会長、宗務顧問会議議長を務めたほか、2年から約30年間、桑北託児所、桑北図書館を開放、自坊を整備し、教化活動に尽力した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「安田力」の解説

安田力 やすだ-いさお

1874-1962 明治-昭和時代の僧,教育者。
明治7年3月19日生まれ。真宗大谷派。明治41年三重県の法泉寺住職。函館大谷女学校長,帯広大谷女学校長をへて,昭和25年東海同朋(どうほう)大の初代学長となる。この間,真宗大谷派の宗務総長,大日本仏教協会副会長をつとめた。昭和37年10月1日死去。88歳。三重県出身。京都帝大卒。旧姓は井沢。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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