安芸国神名帳(読み)あきのくにじんみようちよう

日本歴史地名大系 「安芸国神名帳」の解説

安芸国神名帳
あきのくにじんみようちよう

一冊

別称 楽音寺神名帳

成立 鎌倉時代

解説 全国の官社を登載した「延喜式」神名帳に対し、国内神名帳が作成されたが、安芸国分は「芸藩通志」に豊田郡楽音寺所蔵のものが収められる。巻首がわずかに欠落するが、初めに国府所在の神名四〇前、以下沼田郡一七、賀茂郡九、安南郡二〇、安北郡三九、佐東郡一九、佐西郡一三、山方郡五、吉田郡一二、高田郡一一、豊田郡九(計一九四前)が列挙される。

活字本広島県史」古代中世資料編

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android