定圧変化(読み)テイアツヘンカ

化学辞典 第2版 「定圧変化」の解説

定圧変化
テイアツヘンカ
change at constant pressure, isobaric change

一定圧下で行われる系の物理的あるいは化学的変化外界に対して系のなす仕事が一定圧に対する膨張だけの場合は,この変化で系が吸収する熱 Qp は,その系のエンタルピー増加ΔHに等しい.すなわち,

Qp = ΔEPΔV = ΔH

となる.ここで,ΔE内部エネルギーの増加,Pは一定圧,ΔVは体積増加である.[別用語参照]定容変化

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む