外界(読み)ガイカイ

デジタル大辞泉 「外界」の意味・読み・例文・類語

がい‐かい〔グワイ‐〕【外界】

外の世界。まわりの世界。
哲学で、意識から独立してその外部存在するすべてのもの。客観的実在の世界。⇔内界
[類語]外方外部域外圏外枠外埒外外側そとがわ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「外界」の意味・読み・例文・類語

がい‐かいグヮイ‥【外界】

  1. 〘 名詞 〙 外の世界。あるものをとりまく、まわりの存在。哲学では、自己の意識から独立して存在するすべてのものをいう。客観的世界。⇔内界。〔哲学字彙(1881)〕
    1. [初出の実例]「書斎に吸ひ付いて、嘗て外界に向って口を開いた事がない」(出典:吾輩は猫である(1905‐06)〈夏目漱石〉二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「外界」の読み・字形・画数・意味

【外界】がいかい

外部。

字通「外」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android