宜も(読み)ウベモ

デジタル大辞泉 「宜も」の意味・読み・例文・類語

うべ‐も【宜も】

[連語]《「も」は係助詞》なるほどその通りに。もっともなことに。
「春なれば―咲きたる梅の花君を思ふと夜眠よいも寝なくに」〈・八三一〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 連語 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「宜も」の意味・読み・例文・類語

うべ【宜】 も

  1. ( 副詞「うべ」に係助詞「も」の付いたもの ) 同意肯定の意を表わす。なるほどまあ。もっともなことにも。まったくその通りに。
    1. [初出の実例]「春なれば宇倍母(ウベモ)咲きたる梅の花君を思ふと夜(よ)(い)も寝なくに」(出典万葉集(8C後)五・八三一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

パソコンやサーバーに侵入して機密文書や顧客情報のデータを暗号化して使えない状態にし、復元と引き換えに金銭を要求するコンピューターウイルス。英語で身代金を意味する「ランサム」と「ソフトウエア」から名付...

ランサムウエアの用語解説を読む