実綿(読み)みわた

精選版 日本国語大辞典 「実綿」の意味・読み・例文・類語

み‐わた【実綿】

〘名〙 植物の綿(わた)種子についたままの綿毛。繰り綿にする以前の綿。〔綿圃要務(1833)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の実綿の言及

【木綿】より

…繰綿機(くりわたき)にかけて繊維を種子と分離する。繰綿を終わったワタの繊維は原綿(げんめん)と呼ばれ,種子と繊維のついた実綿(じつめん)から重量で3分の1得られる。原産地はインドとアメリカで,インドでは前2000年ころからワタが栽培されていたらしい。…

※「実綿」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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