実質預金(読み)じっしつよきん(その他表記)real deposit

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「実質預金」の意味・わかりやすい解説

実質預金
じっしつよきん
real deposit

金融機関に預け入れられた預金種目の総合計 (総預金) から未決済の他店払い手形・小切手類の合計金額を差引いたものをいい,純預金,ネット預金ともいう。すなわち金融機関が支払資金とすることができる預金額である。なおこの実質預金からさらに手持ち通貨の残高を差引いたもの,要するに金融機関の正味運用可能預金を実質預金と呼ぶことがある。なお前者から政府関係預り金を差引いたものを実勢預金という。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む