宮ノ洲(読み)みやのす

日本歴史地名大系 「宮ノ洲」の解説

宮ノ洲
みやのす

[現在地名]下松市大字東豊井 宮ノ洲

笠戸かさど湾に突き出した州で、宮ノ洲の端を洲鼻すばなとよび、現在はそこから笠戸島瀬戸せと岬に笠戸大橋が架かる。

文明一八年(一四八六)の「大内氏譜牒」に、「従下松浦移于桂木宮、今宮洲、山巓有上宮、山半有下宮一二三殿・中堂・普賢堂・楼門等儼然」とある。大内氏の祖琳聖太子守護のために降臨した北辰尊星を祀ったという降松妙見くだまつみようけん宮が、一時この地に鎮座したとされる。降松妙見宮はその後高鹿垣たかしがき宮を経て、鷲頭山に遷座した。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 大内義弘

顔や四肢に特有の紅斑がみられる疾患で,伝染性紅斑の俗称。パルボウイルスの感染によって年長幼児,低学年児童に好発し,乳児や成人には少ない。1〜2週間の潜伏期ののち突然発疹が出る。発疹は両ほおに対称的に生...

リンゴ病の用語解説を読む