中堂(読み)チュウドウ

精選版 日本国語大辞典 「中堂」の意味・読み・例文・類語

ちゅう‐どう‥ダウ【中堂】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 建物の中央。また、中央の建物。
    1. [初出の実例]「初は中堂のみなりしに、後代左右の両院を増せり」(出典:米欧回覧実記(1877)〈久米邦武〉一)
    2. [その他の文献]〔儀礼‐聘礼〕
  3. 中央の宮殿。また宰相政治を行なった所。転じて、その宰相。〔謝瞻‐九日従宋公戯馬台集送孔令詩〕
  4. 仏語。本尊を安置する堂。特に、比叡山延暦寺の根本中堂をいうことが多い。
    1. [初出の実例]「中堂の薬師如来の像をつくり」(出典:観智院本三宝絵(984)下)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む