楼門(読み)ろうもん

デジタル大辞泉の解説

ろう‐もん【楼門】

2階造りの門。下層に屋根のないものをさし、下層にも屋根があるものを二重門とよんで区別する。

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大辞林 第三版の解説

ろうもん【楼門】

寺社などにある、二階建て(重層)になった門。下層に屋根がなくて上層に高欄付きの縁をめぐらしたもの。下層に屋根のあるものは、二重門とよぶ。

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精選版 日本国語大辞典の解説

ろう‐もん【楼門】

〘名〙 二階造りの門。現在では、下層に屋根のある門を二重門と呼ぶのに対して、特に、下層に屋根のない二階造りの門をいう。
※西大寺資財流記帳‐宝亀一一年(780)「東西楼門二基」

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世界大百科事典内の楼門の言及

【シカラ】より

…南型建築では,ビマーナの方錐高塔部の頂にある小屋根をいい,その形式はさまざまである(図2)。またゴープラムgopuram(楼門)やその他の建物の頂の小屋根もシカラという。【肥塚 隆】。…

【門】より

…木造建築であるから,正面の柱間(はしらま)の数と,そこに開かれる戸口の数とによって,その規模が表され,五間三戸(ごけんさんこ),三間一戸,一間一戸というふうに呼ばれる。
[重層の門]
 門は重層のものと単層のものとがあり,重層の門は,近世では楼門あるいは三(山)門と呼ばれていたが,最近では重層門のうち,下層に屋根をもたないものを〈楼門〉(図1)と呼び,上下層に屋根のある門を〈二重門〉(図2)と呼び分けるようになった。二重門は門のうちで最も規模の大きなもので,平城京の正門や,大寺院の南大門・中門などに用いられた。…

※「楼門」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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