宮武名(読み)みやたけみよう

日本歴史地名大系 「宮武名」の解説

宮武名
みやたけみよう

康暦二年(一三八〇)五月二七日の白川業定田地寄進状(大徳寺文書)によると、広田社領宮武名の田地一町二〇歩が業定から京都大徳寺如意庵に寄進されている。その後、明徳元年(一三九〇)六月二五日の道意田地打渡状(同文書)で、宮武名以下が寺家代官に渡されており、なんらかの押領を受けたと考えられるが、その際に業定によって田地坪付注文(同文書)が作成されている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android