家並・屋並(読み)やなみ

精選版 日本国語大辞典 「家並・屋並」の意味・読み・例文・類語

や‐なみ【家並・屋並】

〘名〙
① 家の並び方。また、その並んだ家。のきなみ。やならび。〔運歩色葉(1548)〕
浄瑠璃津国女夫池(1721)千畳敷「上の下の町中の町の家なみ」
② 家ごと。毎戸。のきなみ。
※俳諧・入船(1692‐93頃)「蚊やり火は屋並にかはる匂かな〈柳絮〉」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android