家中衆(読み)かちゅうしゅう

精選版 日本国語大辞典 「家中衆」の意味・読み・例文・類語

かちゅう‐しゅう【家中衆】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「かちゅうしゅ」とも )
  2. 家にいる人たち。家人たち。
    1. [初出の実例]「宗祇法師来、勧一盞、今日吉日之間竈開粥事在之、家中衆悉賞翫」(出典実隆公記‐延徳三年(1491)一一月二七日)
  3. 江戸時代大名に仕えている武士たち。ある藩に属している侍たち。
    1. [初出の実例]「家中衆にさむしろ振ふももの宿」(出典:俳諧・蕪村句集(1784)春)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

グレーゾーン解消制度

個々の企業が新事業を始める場合に、なんらかの規制に該当するかどうかを事前に確認できる制度。2014年(平成26)施行の産業競争力強化法に基づき導入された。企業ごとに事業所管省庁へ申請し、関係省庁と調整...

グレーゾーン解消制度の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android