家売れば釘の価(読み)いえうればくぎのあたい

精選版 日本国語大辞典 「家売れば釘の価」の意味・読み・例文・類語

いえ【家】=売(う)れば[=売(う)らば]=釘(くぎ)[=縄(なわ)]の価(あたい)

大金を投じて手に入れた家も、売るときには釘(縄)にかかった費用程度の値で、捨て売りにしか売れないことをいう。
※俳諧・毛吹草(1638)二「家(イヱ)うれば釘(クギ)のあたひ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android