家広し(読み)イエヒロシ

デジタル大辞泉 「家広し」の意味・読み・例文・類語

いえひろ・し

一族の人たちが繁栄している。
「右大臣阿倍のみむらじは、たから豊かに―・き人にてぞおはしける」〈竹取

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「家広し」の意味・読み・例文・類語

いえ【家】 広(ひろ)

  1. 一門一族が多く栄えている。
    1. [初出の実例]「安倍のみむらじは、たから豊かに家ひろき人にておはしける」(出典:竹取物語(9C末‐10C初))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android