デジタル大辞泉 「宿世拙し」の意味・読み・例文・類語 宿世すくせ拙つたな・し 宿縁がよくない。ふしあわせな運に生まれついている。「かかる君につかうまつらで、―・く悲しきこと」〈伊勢・六五〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「宿世拙し」の意味・読み・例文・類語 すくせ【宿世】 拙(つたな)し 宿縁が劣っている。宿世がよくない。薄命に生まれついている。[初出の実例]「かかる君につかうまつらで、すくせつたなくかなしきこと、このおとこにほだされて」(出典:伊勢物語(10C前)六五) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例