寄瀬(読み)よるせ

精選版 日本国語大辞典 「寄瀬」の意味・読み・例文・類語

よる‐せ【寄瀬】

  1. 〘 名詞 〙 物が流れ着く浅瀬。舟などを寄せる瀬。転じて、頼みとするところ。よりどころとするところ。よるべ。
    1. [初出の実例]「大幣と名にこそたてれ流れてもつひによるせはありといふ物を」(出典:伊勢物語(10C前)四七)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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