精選版 日本国語大辞典 「寒え侘ぶ」の意味・読み・例文・類語
さえ‐わ・ぶ【寒侘】
- 〘 自動詞 バ上二段活用 〙 寒さがきびしくて耐えかねる。
- [初出の実例]「寒え侘びてさむる枕に影みれば霜ふかき夜の有明の月〈俊成女〉」(出典:新古今和歌集(1205)冬・六〇八)
〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...
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