寒中見舞い(読み)カンチュウミマイ

デジタル大辞泉 「寒中見舞い」の意味・読み・例文・類語

かんちゅう‐みまい〔‐みまひ〕【寒中見舞い】

寒の入り(1月5、6日ころ)から寒明け(2月4日ころ)までの約30日間に葉書などを出して相手を見舞うこと。喪中などで年賀状を出さなかった人に対する挨拶状としても用いる。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の寒中見舞いの言及

【見舞】より

…火事や水害などの見舞はもっぱら経済的援助を旨とする。ただしかつての伝統的な村落生活などにおいては,見舞と呼ばれるものは必ずしも不幸なときのみなされたものではなく,葬式の際の通夜見舞・忌中見舞といった例に加えて,出産時の産見舞,家を新築する際の普請見舞,旅行者の家族への留守見舞,また農繁期の田植見舞や季節的な暑中見舞・寒中見舞など,なされる状況は多様であった。これを強いて概すれば,慶事を除く各種とり込みごとに際した訪問であり,祝いと呼ぶにははばかるような贈答を見舞と称する。…

※「寒中見舞い」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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