寡住み(読み)ヤモメズミ

デジタル大辞泉 「寡住み」の意味・読み・例文・類語

やもめ‐ずみ【寡住み/×鰥住み】

やもめぐらし」に同じ。
「―したる男の、文書きさして、頰杖つらづゑつきて」〈かげろふ・下〉

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精選版 日本国語大辞典 「寡住み」の意味・読み・例文・類語

やもめ‐ずみ【寡住・鰥住】

  1. 〘 名詞 〙 夫または妻のいない状態で生活すること。やもめぐらし。やもめずまい。
    1. [初出の実例]「やもめずみしたる男の、ふみかきさして、つらづえつきて、ものおもひまはしたるところに」(出典:蜻蛉日記(974頃)下)

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