寺の辺の童は習わぬ経を読む(読み)てらのほとりのわらんべはならわぬきょうをよむ

精選版 日本国語大辞典 の解説

てら【寺】 の 辺(ほとり)の童(わらんべ)は習(なら)わぬ経(きょう)を読(よ)

平生、見聞して慣れていると、知らず知らずのうちにそのことを学び知るというたとえ。門前の小僧習わぬ経を読む。
慶長見聞集(1614)五「此わっはやさしくもこの葉をつらねたり。寺の前のわらんへはならはぬ経をよむといへば」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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