寺山星川(読み)テラヤマ セイセン

20世紀日本人名事典 「寺山星川」の解説

寺山 星川
テラヤマ セイセン

明治期の評論家,新聞記者



生年
慶応3年2月15日(1867年)

没年
明治43(1910)年3月2日

出生地
埼玉県

本名
寺山 啓介(戸籍啓助)

学歴〔年〕
慶応義塾中退

経歴
城南評論主筆となり「坪内逍遙氏の没理想弁を読む」などを批評、評論家として知られた。明治25年時事新報社に入り、文学美術担当記者と活躍。36年「少年創刊移籍、編集を担当。著書に「浄瑠璃史」「名人逸話」などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の寺山星川の言及

【しからみ草紙】より

…《柵(しがらみ)草紙》とも書く。発行所は新声社(略称S.S.S.),森鷗外が主宰したが,44号(93年5月)から寺山星川(てらやませいせん)の率いる《城南評論》と合併し,柵社と改称した。創刊号の巻頭論文《柵草紙の本領を論ず》(鷗外筆)は近代文芸批評史に重大な影響を与えた。…

※「寺山星川」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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