寺恥ずかし(読み)てらはずかし

精選版 日本国語大辞典 「寺恥ずかし」の意味・読み・例文・類語

てら【寺】 恥(は)ずかし

在家様子に対して寺の方で恥ずかしく思う。寺として恥ずかしい。
※虎寛本狂言・布施無経(室町末‐近世初)「いつ参ても持仏堂のすみから隅に塵が一つ御座らぬ。寺恥かしい事で御座る」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

黄砂

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android