寺田和夫(読み)テラダ カズオ

20世紀日本人名事典 「寺田和夫」の解説

寺田 和夫
テラダ カズオ

昭和期の自然人類学者,文化人類学者 東京大学教養学部教授。



生年
昭和3(1928)年5月17日

没年
昭和62(1987)年9月5日

出生地
神奈川県横浜市

学歴〔年〕
東京大学理学部人類学科〔昭和26年〕卒

学位〔年〕
理学博士

主な受賞名〔年〕
サンケイ児童出版文化賞〔昭和36年〕,サンケイ児童出版文化大賞〔昭和39年〕,ペルー共和国功労賞〔昭和42年〕

経歴
鳥取大学医学部助手をへて、昭和31年東京大学に移る。35年講師、38年助教授、46年教授に就任。この間、38〜40年米国ハーバード大学留学。アンデス学の草分けとして知られ、33年には東大アンデス調査団を率いて遺跡発掘を推進した。主著に「日本の人類学」「人種とは何か」など。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android