すべて 

寺野変成岩(読み)てらのへんせいがん

百科事典マイペディア 「寺野変成岩」の意味・わかりやすい解説

寺野変成岩【てらのへんせいがん】

黒瀬川構造帯の特異な複合岩体を構成する一要素。黒雲母片岩,角セン岩などの広域変成岩からなる。放射年代は約4億年前を示し,これに伴うオルドビス―シルル系(日本最古の含化石層)より古いと考えられる。名は黒瀬川構造帯の通る愛媛県西予市城川町寺野にちなむ。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

すべて 

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む