ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「広域変成岩」の意味・わかりやすい解説 広域変成岩こういきへんせいがんregional metamorphic rock 広域変成作用によって生じた変成岩。多くは地向斜堆積物が地下深部に埋没して高温高圧になったあと,造山運動によって変形運動を受けて生じたものである。したがって造山帯の中軸部に,造山帯の延長方向に連続的に分布する。広域変成岩は千枚岩,片岩,片麻岩,ミグマタイトなどの岩型に分類され,変成帯の外側から中心部にこの順で分布することが多い。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by