対馬の盗難仏像問題

共同通信ニュース用語解説 「対馬の盗難仏像問題」の解説

対馬の盗難仏像問題

長崎県対馬市の観音寺かんのんじから県指定有形文化財「観世音菩薩坐像かんぜおんぼさつざぞう」が2012年、韓国人窃盗団に盗まれ、韓国で発見された。中部瑞山ソサン市にある浮石寺プソクサは、14世紀に同寺で作られ倭寇わこうに略奪されたと訴え、仏像を保管する韓国政府に引き渡しを求めて提訴。一審判決は17年、引き渡しを命じたが、23年の二審判決は観音寺の所有権を認め、韓国最高裁で確定。浮石寺は24年、仏像返還前の法要実施を要望。観音寺から貸与を受けて法要を続け、今月10日に浮石寺で日本側に引き渡された。

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