射外(読み)いはずす

精選版 日本国語大辞典 「射外」の意味・読み・例文・類語

い‐はず・す ‥はづす【射外】

〘他サ四〙
① 的や目標を射そこなう。
古今著聞集(1254)九「もしいはづしぬるものならば、汝がほしく思はむ物を、所望に従ひて与ふべし」
② (比喩的に) 目的要点からそれたことを言ったりしたりする。
※五家正宗賛抄(1600頃)二「師曰、向林際解将死雀就地弾と云たは、臨済の上射はづさぬぞ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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