将作監(読み)しょうさくかん(その他表記)Jiang-zuo-jian; Chiang-tso-chien

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「将作監」の意味・わかりやすい解説

将作監
しょうさくかん
Jiang-zuo-jian; Chiang-tso-chien

中国,古代建設省にあたる官庁宮室をはじめ陵廟,官衙などの公的営造を監督した。秦に始り,将作寺,営繕監などとも呼ばれ,長官大匠,次官少匠のもとに建築土木にたずさわる工匠,役徒らをかかえていた。唐では五監の一つであったが,宋以後置廃を経て明,清にはおおむね工部に吸収されてしまった。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

顔や四肢に特有の紅斑がみられる疾患で,伝染性紅斑の俗称。パルボウイルスの感染によって年長幼児,低学年児童に好発し,乳児や成人には少ない。1〜2週間の潜伏期ののち突然発疹が出る。発疹は両ほおに対称的に生...

リンゴ病の用語解説を読む