尊し(読み)たとし

精選版 日本国語大辞典 「尊し」の意味・読み・例文・類語

たと・し【尊・貴】

  1. 〘 形容詞ク活用 〙たっとい(尊)
    1. [初出の実例]「神落ちて、御経なども紙の所ばかりは焼けて、文字は残り、御身には露の事もおはしまさざりける、いとたとく、あさましき事ども聞き侍りし」(出典:今鏡(1170)四)

たっと・し【尊・貴】

  1. 〘 形容詞ク活用 〙たっとい(尊)

とうと・したふとし【尊・貴】

  1. 〘 形容詞ク活用 〙とうとい(尊)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む