尊い/貴い(読み)タットイ

デジタル大辞泉の解説

たっと・い【尊い/貴い】

[形][文]たっと・し[ク]《「たふとし」の音変化。やや古風な語》「とうとい」に同じ。「―・い教え」
「嫂(あによめ)の贈物が…彼には―・かった」〈漱石それから
[派生]たっとさ[名]

とうと・い〔たふとい〕【尊い/貴い】

[形][文]たふと・し[ク]
崇高で近寄りがたい。神聖である。また、高貴である。たっとい。「―・い神仏」
「神(かむ)さびて高く―・き駿河なる富士の高嶺を」〈・三一七〉
きわめて価値が高い。非常に貴重である。たっとい。「―・い命」「―・い犠牲を払う」
高徳である。ありがたい。
「横川になにがし僧都とかいひて、いと―・き人住みけり」〈・手習〉
[派生]とうとがる[動ラ五]とうとげ[形動]とうとさ[名]

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

特定非常災害

著しく異常かつ激甚な非常災害。死者・行方不明者・負傷者・避難者などの罹災者(りさいしゃ)および住宅の倒壊などの被害が多数発生し、交通やライフラインが広範囲にわたって途絶し、これによって地域全体の日常生...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android