尊寺は門から見ゆる(読み)とうといてらはもんからみゆる

精選版 日本国語大辞典 「尊寺は門から見ゆる」の意味・読み・例文・類語

とうとい【尊】 寺(てら)は門(もん)から=見(み)ゆる[=知(し)れる]

(信仰を集める寺は門構えからして立派で、ありがたい感じがするの意から) 尊いものはその外面を見ただけでうかがい知れるというたとえ。たっとい寺は門から。はやる稲荷鳥居でも知れる。
※玉塵抄(1563)一五「此は人のそとのなりをみて心の中をしることにたとゑて云たぞ。〈略〉たうとい寺は門からみゆると云やうな心ぞ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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