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稲荷(読み)イナリ

デジタル大辞泉の解説

いなり【稲荷】

《「いななり(稲生)」の音変化という》
五穀をつかさどる食物の神、倉稲魂神(うかのみたまのかみ)のこと。また、倉稲魂神を祭った、稲荷神社
《倉稲魂神の異称である御食津神(みけつかみ)と、三狐神(みけつかみ)とを結びつけて、稲荷神の使いと信じたところから》狐(きつね)異称。→御食津神
《狐の好物とされたところから》油揚げ。
稲荷鮨(いなりずし)」の略。

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大辞林 第三版の解説

いなり【稲荷】

五穀をつかさどる倉稲魂神うかのみたまのかみをまつった神社。稲荷神社。また、総本社の伏見稲荷のこと。
〔倉稲魂神の別名御食津神みけつかみを三狐神みけつかみと結びつけて。また、キツネを稲荷神の使いとする俗信と結びつけて〕 キツネの異名。
〔キツネの好物といわれるところから〕 油揚げ。
「稲荷鮨いなりずし」の略。お稲荷さん。
旅芸人が町まわりの時にたてる細長い旗。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

稲荷
いなり

京都市伏見(ふしみ)区の東山(ひがしやま)山地南端の地区。渡来人秦(はた)氏が711年(和銅4)に創始したという伏見稲荷大社の鳥居前町である。五穀豊穣(ほうじょう)から商売繁盛の神としての信仰が広がり、正月と2月の初午(はつうま)には数十万の参詣(さんけい)客でにぎわう。素朴な伏見人形は全国の土人形の源流とされる。JR奈良線、京阪電鉄京阪本線が通じる。[織田武雄]

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