日本歴史地名大系 「小原内村」の解説 小原内村おばらないむら 北海道:釧路支庁厚岸町小原内村[現在地名]厚岸郡厚岸町奔渡町(ぽんとちよう)・松葉町(まつばちよう)・若竹町(わかたけちよう)など明治初年(同二年八月から同六年の間)から明治一七年(一八八四)まで存続した厚岸郡の村。近世にはアッケシ場所のうち。明治五年の伊万里県引継書(道立文書館蔵)には「ヲワラナイ村」とみえ、アイヌ戸口は六戸・一六人であった。「釧路国地誌提要」には小原内村とみえ、同六年のアイヌ六戸・二六人(男一三・女一三)。同八年五月二四日付の根室支庁布達(開拓使根室支庁布達全書)に村名はみえないが、同九年の北海道大小区画制定時に増置された(「事業報告」第一編)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by